疲れきってしまうのは弱さではありません
「もう限界かもしれない」「離れたいのに離れられない」
そんな思いを抱えながら日々を過ごしていると、自分を責めてしまう方はたくさんいます。
ただ、モラハラの渦中にいると、誰でも判断力が落ちていきます。
最初は優しかったパートナーが徐々に支配的になっていき、
“気づいたら動けなくなっていた”という状態に陥るのは、珍しいことではありません。
相手の顔色で一日の空気が決まり、
朝起きた瞬間から「今日は機嫌はどうだろう」と探るような生活が続くと、
相手に合わせる自分が当たり前になっていき、自分が何を感じているかわからなくなる。
本当は嫌だったことも、
理不尽な言葉も、
「これくらいで気にしていたらきりがない」と自分に言い聞かせてしまう。
そうやって少しずつ、
何が普通で、何がしんどいのかの境界が曖昧になっていきます。
まずは、今の自分が置かれている状況を、少しだけ距離を置いて見つめてみてください。
責めるためではなく、“あなたがどれほどしんどい状況にいたのか”を確かめるために。
モラハラのパートナーに疲れた時に起きること
誰かの怒りや不機嫌に振り回される時間が長くなると、
少しずつ自分の反応が変わってきます。
朝起きてすぐ相手の表情を確認してしまったり、
言葉のトーンが少し変わっただけで「また何か言われるかもしれない」と身構えてしまったり。
本来なら「おかしい」と思えることでも、
その場を平和に済ませるために自分のほうが折れる癖がついていきます。
そうしているうちに、
「私が悪かったのかな」と必要以上に責任を抱え込んだり、
周囲に話しても「うちだってそうよ。」などと流されて、
理解されない気がして誰にも相談できなくなったり、
気持ちが揺れやすくなって何度も同じことで悩むようになります。
やはり別れようと決意したとしても、
翌日になると不安や一人になることへの怖さのほうが勝ってしまい、また同じ日の繰り返し。
眠れなくなったり、食欲が落ちたり、身体の不調として出る方もいます。
これは特別なことではありません。
その環境の中で、あなたが必死に耐えてきた結果として起きる反応です。
なぜここまで心が削られてしまうのか
モラハラの関係において、疲れ果ててしまう理由には、明確な心理的要因があります。
● ガスライティングによる自信の喪失
「あなたが悪い」「大げさだ」といった否定が繰り返されると、自分の感じたことが信じられなくなっていきます。
● 愛着スタイルの影響
不安型の愛着傾向が強いと、「見捨てられたくない」「嫌われたくない」という思いが増し、距離を置くことが難しくなります。
● 境界線(バウンダリー)の崩壊
相手の怒りや問題を自分の責任だと錯覚し、過剰に抱え込んでしまいます。
● 少しずつ“慣らされていく”心理
最初は「おかしい」と思っていた行動にも慣れ、徐々に正常の基準がずれていきます。
これらが積み重なることで、
「自分がどうしたいのか」「何が正しいのか」がわからない状態に陥り、疲れ果ててしまうのです。
今日からできる、現実的な対策
「今すぐ離れた方がいい」と他人に言われても、簡単に動けない方がほとんどです。
だからこそ、今日からできる“小さな一歩”を積み重ねることが大切です。
● 自分の気持ちと事実を記録する
相手に言われた言葉、自分の気持ち、嫌だったことをノートやスマホに書き出してみてください。
事実を視覚化することで、状況を客観的に理解しやすくなります。
● 相談できる人を一人だけ作る
友人でも家族でも、専門家でもかまいません。
第三者の視点が入るだけで、心の孤立が大幅に軽減されます。
● 相手の問題と自分の問題を切り分ける
相手の怒りや不機嫌は相手の問題です。
あなたが背負う必要はありません。
● 自分の安全と心身の健康を最優先にする
「私(僕)がいなければこの人はどうなっちゃうの?」という気持ちは、長期的にあなたを追い詰めます。まずは自分の心と身体を守ることを優先してください。
● 別れを考えている場合は段階的に
住居・お金・心の準備など、一気に決めなくて大丈夫です。
ゆっくりと情報を集めながら準備していく方が、心が安定しやすくなります。
一人で抱え込まなくて大丈夫です
ここまで読み進めて、
「自分は思った以上に追い詰められていたのかもしれない」
と感じた方もいると思います。
モラハラ、共依存、愛着の問題は、誰にも言えないまま一人で抱え込み、限界まで頑張ってしまう方が本当に多いのです。
もし今、しんどさを抱えているのであれば、話していただいて構いません。
私はこれまで同じような悩みを抱えた方の相談を数多く受けてきました。
すぐに決断する必要も、完璧である必要もありません。
ただ、今のつらさだけは一人で抱え続けなくて大丈夫です。
必要な時に、必要な分だけ頼ってください。
あなたの苦しみに誠実に傾聴し、伴走いたします。
どうぞお気軽にメッセージからお越しください😊🍀
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