「歪んだ家庭」で育ったことは、本当に不幸だけだったのか

カウンセリング

皆さん、こんにちは。
心理カウンセラーのルーム718です🌝✨

今日は、アダルトチルドレンの「リフレーミング」について、
私自身の実家のエピソードを交えながら書いてみようと思います

寿司割烹の家庭で育った私

私の実家は、自営業で寿司割烹を営んでいました。
外から見れば、職人の父と父の仕事を手伝いながら、家庭を守る母がいる慌ただしいけれど、普通の家に見えたかもしれません。

でも、うちの家庭はいわゆる機能不全家庭だったというお話しは、以前のブログ記事でも触れたような気がします。

両親の仲は悪く、
顔を突き合わせればいつも激しい口喧嘩。

母は、私と兄に「馬鹿だ、品がない」など父の悪口を吹き込み、
疎外された父は、子供たちのことに興味が持てず、自己都合で私と兄を天秤にかけて扱う。

あるときは兄を持ち上げ、
次の瞬間には「お前は性格が歪んでいる」と落とす。

私には
「女のくせに生意気だ」と言ったかと思えば、
店を手伝えば
「兄よりセンスがいい。〇子に店を継がせたい」
と言う。

親の評価が、そのときの気分でコロコロ変わる。
そんな環境でした。

母の「憂さ晴らしのサンドバッグ」だった私

母はいつも、
父や知人に関する愚痴を、呪いのように私にぶつけてきました。

私はそのたびに暗い気持ちになりました。
母の不満はとどまることを知らず、私が自分の意志でやろうとするとその邪魔をし、
母に注意を向けるよう母の世界に引き戻されました。

でも、本当になにがしんどかったって…
その愚痴の内容以上に、

「私のやることなすこと干渉はするのに、
 私自身のことには全く興味がない」

という母の態度でした。

私の気持ちや関心事には無関心なのに、
外の人間には異常なほど執着している。

その姿を見て、
子どもながらに強い嫉妬と空虚感を抱えていました。

ティーンのころから抱えてきた孤独

私は中学2年のころから、
学校でクラスの男子全員に無視され、机を離されたり、
私の触ったものをばい菌のように扱われるというような陰湿ないじめに遭い始めました。

この状況をなんといったらいいのかわからないのもあり、母には言えませんでした。

母は私のことには興味がないから、どうせ聞いてもらえない。
また母の愚痴に飲み込まれるだけ。

そんな確信があったからです。

それでも、高校生になったころ、
(以前のブログ記事にも書きましたが)同じクラスの女生徒にターゲットにされたとき、
意を決して母に打ち明けたことがありました。

すると返ってきた言葉は、

「いじめられるのはあんたに原因があるからでしょ。」

と、案の定にべもなく突き放されました。

母は、まるで武勇伝のように
「私は運動が得意で、いじめっ子だった」
と話すことさえありました。

その当時私は、
「ああ、私と違う世界に生きるこの人に私の気持ちを理解してもらうのは無理なんだ」
と、はっきり悟ったのを覚えています。

それ以降、ますます
「何があっても一人で抱える」
という癖が強くなっていきました。

最初に入った会社でも、
経理の年配の女性にターゲットにされ、菓子外しや無視のようないじめに遭い、
1年も経たずに辞めてしまいました。

それも母には言えず、
1か月ほどは会社に行くふりをして、
夕方になると何食わぬ顔で帰宅する。

そんな生活を続けていました。

今思えば、私自身がASDグレー特性をもち、
周囲に溶け込めないことが虐めに遭いやすい原因だったのだ。と、いうように、
当時の自分を冷静に振り返ることができ、いろいろとつじつまが合います。

ですが、当時はまだ、発達障害という言葉自体耳にすることすらない時代でしたので、
私はなぜ人間関係でいつも躓いてしまうのだろう、
なぜ気の強い特定のタイプの人にいつもターゲットにされてしまうのだろう、と、
本当に不思議でなりませんでした。

当時の私は単にはずれくじを引いてしまっただけ

当時の私は、
自分のことを

「家庭環境に恵まれなかった、運の悪い人間」

だと思っていました。

実際、つらいことはたくさんありました。
愛情のかたちも、かなり歪んでいたと思います。

しかし、社会であらゆる壁や生きづらさにぶつかり足掻いているうちに、
定型の世界になんとなく自分を当てはめていくことに慣れ、
次第に自分の居場所を自分で作ることに慣れていきました。

あの家庭で育ったからこそ身についたもの

虐めに遭い続け、家庭内でも孤立した環境で育った私だったからこそ、

・人の顔色の微妙な変化にすぐ気づく
・場の空気の違和感を察知できる
・言葉の裏にある感情を読む力がある
・理不尽さの中でも生き延びる力がある

こういった力を、自然と身につけていました。
今振り返れば、これこそが私なりのリフレーミングだったのだと思います。

これは、
「健全で平和な家庭」で育った人には
必ずしも備わっているものではありません。

つまり、

あの歪んだ環境は、
私に生きるためのソーシャルスキルを叩き込んだ場所でもあった

ということです。

リフレーミングとは「美化」することではありません

ここで大事なのは、

「つらかったことを無理やり良いことにする」

という意味ではない、ということです。

虐待や支配、無関心、他人からの悪意が
「良い経験だった」
と言う必要はありません。

でも、

「あの環境で身についた力は何か?」

と見直してみると、
そこには確かに「内側から湧き出る資源」があることも多いのです。

アダルトチルドレンの強み

アダルトチルドレンの人には、

・共感力が高い
・観察力が鋭い
・忍耐力がある
・空気を読む力がある
・人の痛みに敏感

といった特性を持つ人が多くいます。

これは、厳しい生育環境の中で生き延びるために身につけた適応力です。

そしてその力は、
対人関係や仕事、
そして人生そのものにおいて、
生き抜くための大きな武器にもなります。

過去は変えられない。でも意味は変えられる

家庭環境そのものは、もう変えられません。

ですが、

「あの経験は何を私にもたらしたのか」

という意味づけは、
これからいくらでも変えていくことができます。

それが、
アダルトチルドレンとして生き抜くリフレーミングで、生活の知恵です。

もしあなたが、

「こんな家庭で育った自分には価値がない」
「普通の家に生まれたかった」

と思っているのなら、

一度だけでもいいので、

「この環境で身についた力は何だろう?」

と考えてみてください。

そこに、
あなたの人生を支えるヒントが隠れていることもあります。

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