ブログをご覧いただいている方は、過去記事などでご存じかもしれませんが、
私と同居人Yの付き合い(友人関係)はかれこれ30年以上です。
私たちが出会ったのは下北沢のナイトクラブ。
なんだかんだありまして、これはうちの毒親家庭の事情などもあり、私がこの家庭から逃亡するにはこの人がキーパーソンになるのでは?と、直観的に思った。
当時の私は、毒親家庭から抜け出す方法なんて何一つ分からなかった。
でも、初めて会った時、不思議と「この人との縁は、人生を変えることになる気がする」と思った。
根拠なんて何もない。
ただの勘だった。
今でも時々思う。
「よくこれで一緒に暮らせているな」と。
というのも、私たちは驚くほど正反対の性格をしている。Yはどちらかというと優しい性格で(時に悪魔。かなり二面性あり。(笑))、私は気が強く裏表のない合理的なタイプ。
Yは、持ち前の強迫症も関係していますが、何をするにも異常なくらい時間がかかる。
念には念を入れて、念には念を入れて、念には念を入れて、何事も取り組むタイプですので、
ゴミをまとめるだけなのに、軽く30分はかかるし、紙ごみを入念に細かくしたり、生ごみを分離したり、ともかく時間がかかる。
本人にとってはそれが普通なのである。
実は、私がゴミ出しをしなくなった理由は、ここにもあり… あ、言い訳してるわけじゃありませんよ?
私はかなりアバウティーなタイプであるので、
ゴミ出しをすることはゴミ袋に入れて袋を閉じるだけだと思っているし、
それ以上のことはやりたくないので、そんなにちゃんとやることにこだわってるなら、あなたやってちょうだいね、と、ごく自然になったわけです。Human Natureというやつです。(笑)
つい最近、まあまあ大きな口喧嘩になった際に、
Yは突如としてブチ切れて、
「だって、何にもやらないじゃん!」と怒りをあらわにした。
口論のきっかけはなんだったのか、ちょっと記憶が飛んでるのですが、
この(((((なにもやらない)))))という言葉がはやぶさ並みの勢いでぶっ刺さってしまった。
ぶっ刺さりすぎて、口論のきっかけと何についての口論だったのか全く思い出せません。
いわれてみてあらためて考えてみると、
本当に何もやっていないのである(笑)。
Yは毎日、
ゴミ捨ての準備 → ゴミ出し → ワンコのご飯作り → 仕事 → 帰宅後ワンコの排泄 → HPゼロで寝落ち → 深夜にもう一度ワンコの排泄。(上の階や下の階で掃除、掃除、掃除)
こんな生活を何年も続けている。
一方の私はというと、
起きる でしょお→ とりあえず座るでしょお →相場見る→ 朝ごはんを作って食べるでしょお → ♡排泄♡ →ワンコのお昼散歩→ 動画見る → 読書 → 相談が入る → 相場見る→ワンコの夕飯→たまに二人分の料理を作る → トイレ掃除(私専用トイレの)→動画見る →相談が入る→ 読書→寝る。
……え?
改めて文字にしてみると、ほんとだぁあああ~私、ほぼ家事してない~。
いや、そうはいってもですよ…。
相談業というやつは、外から見るよりずっと頭も神経も使うんですよおおおおお。
だから「何もしていない」かといえば、厳密にいうとそういうことでもないんだけど。
ただ、生活という視点で見ると、家の中での私は驚くほど省エネ人間だったと認めざるを得ない。
床に犬の毛が落ちていても、
「ああ、落ちてるな~ ちょっと寄せて寄せて拾って捨てちゃおう」
で思考が終わる。
掃除機~?有事の際には掃除機、出します。そんなレベルです。
自分でも不思議なくらい、家事というタスクに対してのリスペクトがめちゃ低いのかもしれない。
ナマケモノって動物いますよね?排泄するときと食べるときだけ木から降りてくるあれ。
あれって…。もはや、他人とは思えない。
本を読んだり、文章を書いたり、映画を見たり、相談を受けたりしている時は、過集中な特性ゆえ、何時間でも集中できるのだけど、
私のエネルギーは、生活ではなく、そっちに全振りされている。つまり生活は緩やかに乱れている。
逆に同居人は、毎日の生活を維持することにものすごいエネルギーを注げる超家事人間。
これほど価値観が違う者どうし、必要なのは適切な距離。どう考えてもこれしかない。
お互いのことには口出ししないという明確なボーダーラインが、私たちの関係を維持しているといっても過言ではない。
「なんでいちいちそんなに時間がかかるの?やばくない?」
「なんで何もしないの?怠け者すぎない?」
この押し問答は、永遠に平行線であることがわかりきっているので、このトピックは私たちの間では永久凍結案件。
若いころ、人と人をつなぐのは近い価値観であることという思い込みがあった。
30年以上一緒にいても、「何それ?今日初めて聞くんだけどwww」なんてことはよくある。
こんな緩い関係が続いているのは、「理解し合えたから」ではなく、「この人はこういう珍獣なんだ」と、お互いに受け入れるようになったからなのかもしれない。
……とはいえ。
この記事を書いていて、一番衝撃だったのは、自分の一日のスケジュールを文字に起こした瞬間だった。
やっぱり私、ほぼ家事してないわ(笑)。

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